ストレスの多い昨今、誰もがホッと心を緩めることの出来る「何か」を必要としています。それは空間であったり、家族であったり、食べ物や音楽であったり、人それぞれです。
麻布の地で80余年、様々な国籍、こだわりのあるお客様のご要望に接してきた貴重な経験をもとに、麻布タマヤはインテリアを通じて「その方が真に求めている何か」を、提案できるプロであるべく、日々研鑽を積んで参りました。
インテリアと申しますと、まず色調やデザイン、所謂「格好いいもの、おしゃれなもの」をイメージされますが、実はそれ以上に大切なものも数多くございます。しかし多くの場合、本当に大切なメッセージは言葉となって表れません。そんな聞こえない「想い」を知る為に必要なのが、常に真っ白な気持ちでお客様のご要望と向き合える資質と考えています。
その為、麻布タマヤのスタッフの採用基準で最も重視しているのは「気立て」です。
技術や経験が積まれても決して傲慢になることなく、思い込みを排除し、傾聴し、セレンディッパーであること。そうすることで、お客様の想いやご要望を感じ取れる感性が培われると考えています。
スタッフ皆が穏やかなオーラを出せる組織であることを根底に置き、これからも多くの皆様の寛ぎを創出する喜びを糧としながら、しなやかに時代と人に寄り添いつつ歩んでまいりたいと思っております。
米国大学で学んだ後、現地企業で働いていたが、父の健康問題で帰国。その後、国際交流・教育事業、社会貢献活動、翻訳会社経営などを経て家業である内装問屋の経営に携わる。現在は世界各国の住環境と触れてきた経験を活かしながら、利益追求型でなく循環型のビジネスモデルを構築することを基盤とした企業を目指している。